Whole Tone | Altered | Lydian Dominant | Combination of Diminished Scale相関について

タイトルに書いた、4つのスケール
これらは頻繁にドミナントセブンス上などで 演奏されるスケール群ですが、(コードスケール理論(CST)において)
それぞれには「形状から見て」パターン的な一貫性があるのです。 これを知っておくことで、ちょっと覚えるのが億劫なスケールたちがすこし覚えやすくなるかもしれません。

前提

おさらいとして、この4つのスケールの構成音をここに図解しましょう。 (piano.jsで!) (臨時記号の解釈は諸説あり)

C Whole Tone Scale

C Altered Scale

(もしくは、Altered Dominant Scale。 もしくは、Super Locrian Scale。)

C Lydian Dominant Scale

(もしくは、Super Lydian Scale)

C Combination of Diminished Scale

(もしくは、Dominant Diminished Scale。 もしくは、Symmetric Dominant Scale。 Diminished Scaleとは異なる。)

形状のパターンの発見

これら全てのスケールはドミナントセブンス上で使用できるということで、 完全1度(C), 長3度(E), 短7度(Bb), ついでに増11度(F#)含んでいます。

上記の図解からよく観察してみれば、それぞれ4つのスケールで「セット」「四者択一」であるように感じますね。
完全1度~長3度の間には一つの音が入るのか、二つの音が入るのか。
増11度~短7度の間には一つの音が入るのか、二つの音が入るのか...

マイルド
ハード
ハード
マイルド

パターンによってマイルドなテンション 緊張感高めなハードなテンションが付加されます。

つまり、緊張感・インパクト強め順に並べると、こうでしょうか。

Lydian Dominant
リディアンドミナントスケール
Whole Tone
ホールトーンスケール
Comb. Diminished
コンディミスケール
Altered
オルタードスケール
マイルド
ハード

あとがき

これらのスケールは、響きも使用するケースも僅かに違います。 僅かな違いでも、その演奏の文脈に最も適したスケールを選択できると、 なんだか一歩だけ成長できた感覚がします。

おまけ

Altered Scaleは特にドミナント オルタードコードに、
Lydian Dominant Scaleは特にドミナントの 裏コード乗せるコードですが...

例えば、C∆に向かうのは
オルタードコードであればG7alt. -> G Altered Scale
裏コードであればDb7 -> Db Lydian Dominant Scale
これらのスケールを比較してみると...

:G Altered Scale:
:Db Lydian Dominant Scale:

面白いでしょう。
同じですね~
これら二つ、オルタードコードと裏コードは 機能が同一であると言ってもよいのでしょうか?